学校・先生関連の悩み

子供の小学校生活、もしも馴染めなかったらしてあげる事。

こんにちは、亜紀です。

 

保育園や幼稚園の卒園式が終わると、入学準備の総チェックをして、すぐに新生活が始まりますね。

この時期のお母さんは、準備やチェックに大忙しですよね。

忙しさの中にも、子供たちの新生活への期待と不安があると思います。
ちゃんと小学校生活に馴染めるのかな?初めましてのお友達と仲良くできるかな?
心配になりだすと切が無いのですが、小学校となると保育園や幼稚園と違って、親の目から離れる時間も多くなるし、登下校も子供だけでになるので親の心配はつきものですね。

 

私自身も息子が小学校に入学する頃は、色々な心配事が沢山あったし、ちゃんとできてる??なんていつも案じていました。

でも、子供たちの順応能力って凄くって。
今までとは勝手の違う小学校生活もノビノビと楽しみながら適応していきます。

 

もしも中々馴染めなかったりしても、全く焦ることは無いですよ。
子供達にもそれぞれのペースがあるし、最初は小学校が苦手でなかなかスムーズに行かなかった子がふとした事がきっかけで生き生きと楽しめるようになったり。
個々のペースが違うだけで、それぞれがちゃんと順応性を持っているんです。

 

子供が学校に行きしぶった時、ママがする事は?

 

子供も親も、期待と不安が入り混じる小学校生活。
もしもお子さんが小学校に馴染むのに時間が掛っても、焦らなくて大丈夫です!

 

どんな子だって初めての事に多少の戸惑いは感じるし、緊張もしますよね。
学校自体が何だか嫌だな…と思う子、大きなお兄さんお姉さんが居て緊張してしまう子、大人数に気が引けてしまう子、先生が怖いと感じでしまう子、学校に不安を感じてしまう理由は本当にそれぞれ違うし、大人から見たら「そんな事?」って思ってしまう事だってあります。

 

小学校は1クラス30人後半ぐらいの人数に、担任の先生1名。(低学年の内は副担任が居る学校もあるそうですが)
保育園や幼稚園と比べたら、担任の先生が1人1人の生徒をジックリと見ている余裕はありません。

 

それだけに、子供にとっては不安に感じる子も出てくるんですよね。
あからさまに怪我をしてしまったり、問題を自己申告できたりしなければ、担任の先生が細かな部分まで気が付く事は出来ないのも事実です。

 

子供からすると、先生に相談できなかったな…とか、場合によっては頑張って相談してみたけど園の先生と対応が違い過ぎて戸惑ってしまったり。
本当に小さなことのように感じますが、子供にとっては大きな事で、どうして良いか分からない…という部分から学校に抵抗を感じてしまう事も多いです。

私の息子も、小学校に不安感を抱いた1人です!

 

実際に私の息子は担任の先生に対して、怖いと言う感情を抱いてしまって大変でした(笑)
先生が自分の話をちゃんと聞いてくれないとか、
嫌な事をされても、した方だけでなくされた自分も怒られる…とか、
不信感が日に日に育ってしまっていました。
小学校自体はとっても楽しい!と言っていたのですが、担任の先生が苦手で登校しぶりがありました。

 

では、子供が何らかの理由で小学校に行きたがらない場合や、何らかの問題が出た場合はどうしたら良いのでしょう?

 

 

やる事は、3ステップ!

 

子供が学校に馴染めなかったり、何らかの理由で行きしぶりが出たりした場合にお母さんがする事は、3ステップです。

 

  1. 子供の話をとにかくじっくり聞く!
  2. 先生に(場合によっては学校に)相談する。
  3. 先生と連絡を取りながら、子供のサポートをする!

これだけです。

 

親が出来る事・する事は、状況を整理して報告してサポートしながら見守る事です。

 

子供の話をじっくり聞いて、原因を突き止めて、対処法を考えます。

 

○○が嫌だ・○○が不安・○○が怖い、などの理由と、何故そう感じたのかを聞き出すことに一番時間が掛るかも知れませんが、根気強く聞いてやってください。
そのあとに、どうしたら良いのかを子供と一緒に考えます。

 

今度は状況を担任の先生に報告しておきます。

 

これはとっても大事な部分で、先生にとっても助かる事だそうです。
こんな状況でこんな事に気を付けて欲しいです、とか、家庭ではこのように話をしました、とか、先生と家庭との連携が出来ている事で、学校と家庭の両方が児童の不安感を和らげつつ、無理なく状況改善の方向に進めるからです。

 

先生にとっても、生徒の状況がわかるので対応をとり易くなります。

 

特に、先生と家庭の考えに違いがあり過ぎると、「お母さんはこう言ってたのに…」と子供に新たな不安を生ませてしまうので、入学したばかりの頃であれば特に先生との相談をしっかりと取りましょう。

 

担任の先生と連携で子供のサポートをする

先生とのお話が済んだら、学校でのことは先生に一任し、先生と連携して子供のサポートをしてあげましょう。
事前に問題点と対処法について話し合っているので、担任の先生もその内容に合わせた対処を心掛けてくれます。

 

あとは、毎日の出来事をさり気なく聞いてあげてください。
会話の中で気になる箇所があれば、サラッとした調子で聞いてみて、答えたくなさそうであれば深追いせずに他の楽しい話題をしてあげましょう。

 

もしも学校で何かあったなら、事前に話を通している分、先生も通常よりは気を配ってみてくれているので、連絡が来ると思います。
「今日こんなことがあったんですが、お母さんにお話しありましたか?」と言う感じで。
もしも知らなくても、その時点で先生から聞いておけば良いんです。

 

軽めの内容ならば、敢て本人に聞き直さなくてもOKです。
そっか、そんな事があったんだなぁ。程度でお母さんが知っていればいいんです。

それよりも、子供が楽しい話題とか夢中になる話をして、今この瞬間を楽しく過ごさせてあげましょう。

まずは子供がお母さん・先生を信頼して、安心して相談や話をできるようにしてあげる事が何よりも大切ですから。

 

息子の場合の対処はどうしたのか

息子は、先ほども書いたように『担任の先生が怖い』と言う理由で学校に行きしぶった時期がありました。

その時の私は、まずは子供の話をたくさん聞いて、子供の負担にならないように多角的に話を聞きだしたり(違う話題から核心へ移っていく)して、先生に相談の電話をかけました。

 

先生と相談をするまでに、欠席を3回ほどしました。
その際に「行きたがらないので」と伝え、放課後にお電話を頂いた時に少し詳しい話(その時までに息子が話した事まで)を先生伝えておきました。

 

結果的に言うと、息子との話の中で分かった事を欠席の電話ごとに、少しずつお話できた訳です。
相手は1年生なので、全てをうまく話せないのは当たり前ですよね。
少しづつ情報を集めて、その都度欠席の連絡時や当日の放課後の電話で「こんな話がでました~」って感じでお話しできたので、先生も整理がしやすかったそうです。

 

その間に先生も対処の方法を考えてくれていて、先生の都合がつく日に面談をしました。
3者面談ですね。

 

息子から言えることは言わせて、(先生が上手に誘導してくれました)
先生からも息子にお話しして、ゴメンネも言っていただいて。
30分ぐらいでしたが、先生と息子がゆっくりとお話しした事で息子にとっての不安や誤解などを解く事が出来ました。

 

正直、1年生の担任としては厳しすぎる先生でしたので、他のお母さんも怖いとか厳しいと言ってました。

先生自体には悪気はないのですが、学校生活に慣れる為にどうこうと言うよりも、とても指摘が多い先生でした。

できる事・出来た事を褒めることは無く、出来なかったことを指摘してしまうのです。
うちには無かったのですが、入学して1週間後からは家庭に指摘・指導の電話をしたりしていたそうです(笑)
5人ほどのお母さんが、ウチにもかかってきた!怒られた!と話していました(笑)

 

どちらかと言うと、高学年向きな先生だったと言う事です。
後日談ですが、馴染めなくて行きしぶったりする子は家の子だけでなかったそうです。

 

息子の場合、先生との面談の後からは少し不安を払拭できて、普通に学校に登校できました。

 

決して、焦らすような事は言わない!

今回は「入学直後に小学校の環境に馴染めない場合」といった内容で書いていたのですが、それ以外の場合でも共通しているのは、『子供を焦らすような内容の言葉は言わない』を徹底していました。

 

だだ怠くて、面倒くさくて行きしぶっている訳では無いのです。
何かしらの不安などが原因の場合は、徹底的に子供の気持ちに寄り添うつもりで対応してあげてください。

子供ながらに、しかも新一年生なりに、自分で考えたり悩んだりしているんですから。
お母さんはいつでもお話聞いてあげるよ❤いつでも見方だよ❤と言う雰囲気満々で居てくださいね。
子供が安心できれば、頑張る気も起きるものです。

もしもすぐに小学校に馴染めなくても、焦る事なんてありません。
壁にぶつかって、考えて試している真っただ中だと思いませんか??
凄い気付きだし、それって凄い成長過程ですよ♪それだけ考えられる子って事です!
『おぉ!我が子が心の成長中だ!』と思って、ゆったりした気持ちで居てあげてくださいね。