子供が小学生になると、色々問題って出てきますよね。
その一つが「お友達とのトラブル」です。
保育園や幼稚園の頃のように、常に大人の目がある環境から
子供だけでの時間が多くなって、子供同士のコミュティが
出来上がってきます。
同じクラスの中でも、自己主張の強い子や大人しい子
優しい子やマイペースな子など、
それぞれの子供のタイプがハッキリしてきて
今までのお友達との関わり方や、一緒に遊ぶお友達の
タイプも変わってきたり。
そんな学校生活の中では、子供同士の
トラブルが発生します。
今回は「お友達トラブル」の対処法について
取り上げようと思います。
お友達トラブル、対処や解決はどうする?
お友達とのトラブルと一言で言っても
小さなことが数回や、ドン!と大きなトラブルが
起こったり、ある意味予測不可能なので
実際にトラブルが発生したら、どう対処するべき?!
なんて迷ってしまうお母さんも意外と多いですよね。
子供同士のトラブルって、すごく単純な内容だったり
意外とこじれていたり、これはヒドイ!と言う内容だったり
本当に色々あるから、対策や解決方法だって迷って当然です。
大事にする必要のない内容だったり
今後も様子を見ておいた方が良い内容だったり。
子供のお友達トラブルの対処でママが迷うのって
- 我が子に対策を伝授して対処
- 相手のご家庭とお話して対処
- 学校にお話して相談して対処
この3つで悩みませんか?
私も、子供が低学年の内は迷いました(笑)
色々なトラブルがありますが、
私が6年間の小学生保護者を通して、
経験してきたトラブル対処・対応から
辿り着いた結論をご紹介していきますね。
参考になれば幸いです。
小さなトラブルは子供と話して対処完了
毎日の学校生活で起こる、小さなトラブルってありますよね。
例えば、○○さん(くん)がいつも意地悪を言ってくる
とか、小さなことだけど子供にとっては複数回経験している
同じ相手から発される問題です。
こういう時は、子供の引き出しを増やす為にも
親は出ません。
この時にする事は
- 子供の気持ちをじっくり聞く
- 相手にどうして欲しいのか自覚させる
- その為にどうした良いか一緒に考える
- 子供に助言をする
- あとは見守る
この4つだけをしていました。
まずは、子供の悔しかったり悲しかったりした気持ちを聞いて
子供の気持ちを満足させてあげて、
その後、「じゃあ、どうしてほしかったの?」と投げかけてみましょう。
子供の性格によって、答えは違うと思いますが
ママはできるだけ中立な立場で、子供の返答に向き合ってみましょう。
その時出た答えが、我儘ではないか、自己中心的な考えではないか、
自分が相手の立場だったら納得できるような答えか。
もしも少し我儘な返答だったら、しっかり指摘してあげましょう。
次に、子供の理想に近づけるにはどの様にしたらいいのかを
考えさせます。
これは子供の言葉の選び方だったり、伝え方を自覚させる内容です。
言い方が相手を煽るような言い回しをしていれば、自覚させるし
もっと具体的に表現した方が伝わりそうなら、そのように指摘します。
既に何度も子供自身が対応している場合は
「自分で先生に相談してごらん」とも言います。
あとは、数日後に「最近どう?」とフッと聞いてみます。
そうすると進歩があったのか、相変わらずなのか
その時点での状況が分かりますよね。
数回繰り返されるトラブルは、先生に相談してOK!
もしも同じ子から繰り返されているトラブルがあって
既に子供自身にも対応をさせても、止まらないような状況なら
学校に相談・担任の先生に相談しておきましょう!
ママって、どこで「先生に相談するなんて、告げ口っぽい」と
感じている人も多くないですか?
確かに、本当にちょっとした事でいちいち先生に相談していたら
問題かもしれませんが、複数回続くトラブルの場合は
先生も状況を把握していた方が対応しやすいんです。
先生への相談のしかたは、
『こうした事が複数回ありまして、様子を見て置いてもらえますか?』
と、詳しい内容をお話して置けばOKです。
相談する時には、
我が子がこう言っているからこうなんだ!と言う観点ではだめですよ!
一方的な観点ではなく、一歩引いた気持ちで居ましょうね。
学年が小さい内は、記憶も曖昧だったり
子供ってどうしても自分の気持ち込みでお話するので
抜けている場面や忘れている場面も必ずあるはずです。
くれぐれも、我が子の証言を100%鵜呑みにして
物事を判断しないように、気を付けてくださいね。
先生も、トラブルはできるだけ防止したいですから
気になる点は相談しておきましょう。
親も先生も問題を知っている方が、スムーズにやり取りできるし
大きな問題も起こりにくくなります。
相手のご家庭への相談はお勧めしません!
学校に相談する前に、相手のお母さんに相談しようか
迷う事ってありませんか?
学校が先?相手のご家庭が先?みたいな(笑)
特に、ある程度やり取りのあるお母さんが相手のママだったりすると
大事にしたくないから、学校に言う前に直接話した方が…
なんて思ったりしますよね。
でも、私の経験上では
直接のやり取りは、お勧めしません。
寧ろ、直接のやり取りは「最終手段」とするべきです。
というのも、親ってやっぱり我が子の事となると
どこかしら盲目なんです。
どこかで、うちの子に限って!と言う感情があるから
我が子が悪さをしていても、素直に受け取らない親も沢山います。
我が子の悪さを認めても、「子供だから」とか
軽視してしまって、ちゃんと指導できないママも
蓋を開けてみると沢山います。
相手のママに伝えることで、親同士の関係がこじれる事も
よくあるんです。
私も実際に経験したし、周りの親御さんからも耳にすることが沢山あります。
こうなると、元々は子供同士のトラブルが
大げさに言うと親同士の問題になってしまうので、
(正確には、相手のママだけですが)
問題の解決へたどり着きにくくなってしまうんです。
それで辛い思いをするのは、子供ですよね。
スムーズに問題を解決する為には、
相手の親御さんへの相談よりも
担任の先生、または学校(学年主任)への相談を優先した方が
冷静な判断と指導をしてもらえる確率は高まりますよ。
お友達トラブルで困ってるなら、お子さんとじっくりお話をしてから
先生に相談してみましょう。
それでも解決せず、状況が悪くなるようなら
相手の親御さんへご連絡して話すか、
先生同席で話し合いの場を設けてもらうのも良いかと思いますよ。