ママ友関係

ママ友に馴染めない…その悩み、実は気にする事ないんです!

こんにちは、亜紀です。

この季節になると、4月からの新生活のペースにやっと慣れてきたところではないでしょうか?

 

私も息子の学校関連のある程度の事が片付き、やっと毎日の流れがスムーズになってきた所です。

 

子供が中学生になると、小学生までとは違ってグッと親から離れだします。
親の方も『もう中学生になったんだから、基本的に自分の事は自分でお願いします』というスタンスになるので、すこし気持ちも楽になります。

 

このサイトを見てくれている方は、おそらく幼稚園や保育園、小学生のママが多いと思います。

 

今は大変かもしれませんが、子供って嫌でも成長するものです(笑)
数年後にはしっかりと自分の世界を持って、親から距離を置くぐらいです。

 

今はママの負担も大きくて大変だけど、子供と沢山関わることのできる素敵な時期です。
息抜きしながら、子育てを楽しんでもらいたいなぁ、と思います。

 

 

前書きが長くなってしまいましたが、

今回は『ママ友関係』で悩むママに、ちょっとだけ今の視点から離れてみて欲しいな~、というお話です。

 

ママ友が出来ない、馴染めないという悩み

 

新しい環境での行事もひと段落しつつあるこの季節、子供は仲良しのお友達が出来たり、遊ぶメンバーが決まってきたりしますよね。

 

ママだって、新し環境でのコミュニティーがあります。
新学期に役員になった人、学校の登校班などの活動で学年を超えて顔見知りが増えた人、子供のクラスのママ達が把握でき始めた人、それぞれだと思います。

 

 

気持ちに余裕もでき始めるので、周囲の事にも目が向くようになって来て、子供のクラスのママの「この人とこの人は仲が良いんだぁ」とか、「この人たちはこの前も一緒に行動していたな」とか気が付いてくる頃だと思います。

 

周りと自分を見比べて『私、まだ仲良しのママがいないな…』とか『グループが多いけど、中々は入れないなぁ』なんて新しいストレスや不安に悩んでいるママもいるのでは無いでしょうか?

 

周りのママは仲良しグループに入ってるんだ…でも私は…

 

そんな風に不安や焦りを感じるのも、無理はないですよね。
人ってどうしても周囲を気にしがちだし、同じようにしないと不安な生き物です。

 

でもその「無理もない悩み」は、本当は気にしなくても良い悩みなんです。

 

悩みは自分の置かれている環境次第

今悩んでいるママに、「その悩み、無駄だよ」なんて話をするのではありません。
悩みって、現状と理想を比べて理想へ近づくための努力や行動目標を作り出しますよね。
悩みって、人を成長させる糧でもあるんですよね。
だから悩みって大切なんだと思っています。

 

 

でも悩んだ結果、気持ちが沈んでしまうのならば、話は別です。

 

 

もしも悩んで気持ちが沈んでしまうなら、ホンの少しでいいから視点を変えてみてください。

 

 

凄く単純な話をしますね。

 

 

例えば、

 

周りを見渡した時、

殆どのママさんが「サラッとしたあいさつ程度」の関わりで、保護者が参加する行事などで世間話をする程度だとしたら

貴方は『私、まだ仲良しのママがいないな…』と悩みや焦りを感じますか??

 

 

多分、答えは『いいえ』だと思います。

 

 

自分の置かれている環境が自分の状況や理想とマッチしていたら、人はそこに不安や焦り、悩みは感じないんです。

 

 

それに、元々『私はそんなにママ友同士で親しくならなくても良いや』と思っている人は、周りのママたちがグループで行動していようと、とても親しそうにしていようと何とも思いません。

 

 

人には社交的なタイプ・仲良くなるまで時間がかかるタイプ・適度な距離を置きたいタイプなど色々な性格がありますよね。

 

 

新しい環境にだって、すぐに馴染めるタイプ・時間がかかるタイプ・馴染まなくても気にしないタイプ・あえて馴染まないタイプ、など様々です。

 

 

上手く行っている人・上手く行ってそうな人を見ては自分と比べ、焦ったり不安になったり悩んだりするんです。

 

 

私が実感した、環境と悩みの関連性

長男が小さい頃、認可園に入園できずに最初は無認可園に通っていました。
後で入った認可園と違い、割と少人数の園でしたがとても雰囲気が良い園でした。

 

保護者会や行事は他の園のようにあるから、親同士が顔を合わせる機会もそれなりにあります。

その園では、親同士のやり取りがとてもサッパリしていて、送迎時に顔を合わせれば2、3言の会話程度で『じゃあまた明日~!』というような、余所余所しくもなくかと言ってベッタリでも無く、大人同士・保護者同士の適度な関係が保たれている園でした。

 

だからこそ、ママ友作らなくちゃ!なんていう焦りも全く感じずに、働きながらの忙しい日々でも母子共に楽しく過ごせました。

 

私自身もつかず離れず、良識ある関係に満足していたので、正しく、自分の置かれている環境と自分の状況・理想がマッチしていたんです。

 

 

そして月日がたち、晴れて認可園に内定して転園をしました。

 

新しい園は、結構なマンモス園でした。
幸い息子は人見知りもしないタイプだったので、慣らし保育もたった2日間で終了したほど(笑)

 

新しい環境で息子は生き生きと生活していましたが、私には小さな違和感がありました。

 

それは、幼稚園並みに親同士のグループが出来ている状況だったからです。

 

グループ内で順番にお泊り会をしていたり…
グループで遊びに出かけたり…

イベント尽くしな感じでした。

 

私は、仕事と子育てでいっぱいいっぱいの状況だったし、正直そこまでベッタリ付き合うのは負担になるタイプなので、フランクな付き合いが理想なわけです。

 

だからこそ違和感を感じたし、やっぱり母親だから
『皆さんみたいに仲良くしないと、息子が可哀想なのかなぁ』
なんて悩みも出てきました。

 

新しい園では、置かれている環境と自分の状況・理想がマッチしていなかった訳ですね。

 

数グループのママさん方が、休日のお出かけに誘ってくれたりしたので、最初の内はせっかくなので…という感じで参加していましたが、やっぱり負担に感じます。
相手が嫌とかそういう類ではなく、一緒の行動が頻繁で疲れてくるんですよね。

 

良い人も沢山いたし、子育ての悩みの共有や励ましなんかでも助けられたことも沢山あります。

 

でも、距離が近すぎると疲れるのです。
ついでに、仲良くなると女性特有の「裏で誰かの批判」も出てくるし…
そうなるともう、時間の無駄としか感じなくなってしまうんです。

 

そしていつの間にか、仕事のノルマ・子育ての負担・頻繁なママ友付き合いの三つ揃えのストレスで体調を崩してしまいました。

 

 

そのころは、今ここに書いているように確固とした考えはまだ持てずに居たし、今の皆さんの様に沢山悩みました。

 

そして、今思い返してみると

環境と自分の状況・理想の違いで、悩んでしまう

という事がハッキリと理解できるんですよね。

 

どちらの園に属している私も、同じ私。
同じ理想を持った私なんです。

 

自分の理想と状況が、その環境にマッチしていないが為に、悩みが生まれた訳です。

 

悩んでいたら、自分の理想をもう一度確認してみる

もしも今、周囲を見渡したうえで『私、ママ友と仲良くなれないな…』とか『馴染めないなぁ』とか悩んでいるママさんが居たら、一度視点を変えてみてください。

 

その悩みは、今の状況を見ています。

その視点を、自分の理想に置いてみましょう。

 

本来の自分はどうしたいのか

そこに視点を移してくださいね。
そうする事で、この悩みは自分にとってどの程度の悩みなのか解かってきます。

 

 

もしも、貴方の理想はママ友関係の充実ではなかった場合、悩んでいることが無駄と言うのではなく、
そんなに苦しまなくても、考え込まなくても良い悩みだよ、と言う事に気が付くことが出来ると思います。

 

子育ての中って、子供の事、家計の事、仕事の事などなど、他にもたくさんの心配や悩みがありますよね。

 

 

最初に書いたように、悩みに無駄なものはありません。
だけど、どうせ悩んで沢山考えるなら、子供と家族と楽しく過ごせるための悩みに時間を割いたほうが、ずっと有意義ですよね。

 

 

そして、子供ってママが思っているよりずっとママの事を見ています。
ママが悩んで暗い顔をしていれば、とっても心配しているんです。

 

子供にとっては、ママが全て。
大好きなママがいつも笑顔でいることが、子供の安定にも繋がります。
その辺の私の失敗話も、またの機会にできれば…と思っています!

 

と言う事で、ママ友関係で悩んだら、視点を変えて自分が本当に求めている事を確認してみましょうね!と言うお話でした。