ママ友関係

ママ友は友達ではなく「知り合い」と認識する方がいい

こんにちは。

皆さん、ママ友って何人?って聞かれたら、すぐに答えられますか?

『ママ友』の定義ってなんでしょう。

人によって違ったりして、実は難しいところではないでしょうか。

 

ママ友=友達??

 

幼稚園や保育園、小学校と沢山のお母さん方に出会います。

 

同じクラスのお母さん、同じ地区のお母さん、または役員で一緒になったお母さん。

色々な繋がりで知り合いが増えるのが、子育て中のママですよね。

 

何度か顔を合わせて、話したりしたら段々と打ち解けてきたり、最初は敬語だったのがいつの間にかフラットに話すようになったりしますよね。

 

で、ママ友って何処からが友達??ってなりませんか?

多分、「顔見知り」や「知り合い」の類の方がしっくりくるなぁ、なんて相手も多くないですか?

 

ママ友=子供関連の知り合い

 

どこからがママ友で、何処からが知り合いなのか。

 

これは人によって答えが変わって来るでしょうし、直ぐに答えられる人、考えてしまう人もいるのでは?と思います。

 

私が12年間の子育てをしての実感は、ママ友は基本的に友達では無く『知り合い』の類に分類したほうが正しい、と感じました。

 

偶然同じ時期に子育てをしているからこそ知り合えた相手、だと思うんです。

 

母親同士ではありますが、育った環境も、職業も家庭環境も趣味も、考え方もまったく違ってもおかしくない、ですよね。

だから、学生時代のように友達というのとは違う気がします。

どちらかというと、お互いに子どもを育てるというミッションを持った、同僚に近いのでは?と感じます。

『ママ友』という言葉に惑わされないこと

 

偶然知り合えた子育て真っ盛りの仲間だからと言って、なにも個人的に友達にならなきゃいけない訳ではありません。

 

基本的には、幼稚園・保育園・小学校・中学校と、子供が属している場所で出会って一緒に子供たちの活動をサポートする保護者同士です。

解り易く行ってしまえば、組織の中の一員同士。

 

よき聞く『ママ友が居ない…』と言う悩み、気持ちはわかります。

子育てって、不安や悩みが付きものだから、同じ状況で子育てしてる人に聞いてもらったりすると安心できたり、スッキリしたりしますよね。

 

親しい相手が居れば心強いし、いざという時の助けにもなるかも知れません。

同じ環境に居る者同士で、悩みや心配ごとを共有できると話も早いし、満足感もあるし、知らなかった現状が見えてきたりもして、お母さんは助かりそうですよね。

 

でも、学生時代や職場、習い事などの個人的に知り合った友達と違い、相手の性格も良く知れないのが保護者同士。

『ママ友=友達』という観点で、親しく慣れそうな人を見つけるのは危険です。

ママ友が欲しい、と思って『ママ友作り』に気を向けるのは、あまり意味がないかも。

 

皆さん子供がいるからソコに居るのであって、本当に気が合う相手が目の前にいるとは限りません。

むしろ、気が合うかどうかなんて直ぐには分からないですよね。

 

本当に信頼できる相手が見付かるまでは、どんなママさんも『知り合い』として、分け隔てなく接して行く方が良いです。

 

必要以上に親しくなろうと思わずに、自然体で誰とでも変わらずに対応する。

そうしているうちに、親しくなれる相手とは自然と親しくなっていきます。

 

ママ友作りとして頑張ってグループに入っても、些細なことで違和感が重なることも多くあります。

そうなると、グループに留まるために自分に無理を重ねる結果にもなりかねません…。

これでは、たとえ情報収集のためにママ友作りをしたとしても、とても苦痛ですよね。

信頼できる相手かどうか、慎重に見極めて

 

保育園や幼稚園、6年間を過ごす小学校。

沢山のママさんに出会う中で、気が合うママさんに出会えることもあります。

それまでに何度か顔を合わせて挨拶を交わした仲かも知れないし、役員などで初めて会話をするママさんかも知れません。

もしかしたら、実は第一印象があまり良くなかった相手かも知れません。

 

何度か会話を重ねることで、相手の話す内容、語り口、子育てについての考え方などが少しずつ見えて来ます。

この人は話しやすいな、この人はサッパリして良いな、躾についてしっかりしたことを言っているな、など好印象に感じるポイントがあると思います。

このママとなら仲良くしたいな!と思ったら、ひとつだけよく見て下さい。

それらの印象と実際の行動がリンクしているかどうか

これが一番重要です。

よくよく見ていると、言ってることと実際にやっていることが正反対のママも結構多いのです。

残念ですが、そういったママとはある程度の距離を保っていた方が身のためです。

言っていることと行動が噛み合っていないママは、残念ながら「仲が良いから、ママ友だから、ある程度のことはOKでしょ!」となりかねないのです。

 

ママとなってからの友達って、結局は子供ありきな部分が大きいです。

子育てや躾、考え方がある程度共通しているからこそ共感、信頼できて長い付き合いが出来ます。

本当に気が合うママに出会えたらラッキー

 

そして、しっかりと信頼できるママに出会えることも本当にあります。

子供同士の揉め事が起きても、相手の気持ちになって指導ができるママもちゃんと居ます。

子供同士が小学生になって、違うグループ同士になってもママ同士は変わらすに話せるし、子供抜きの個人的な話や、自分のブラックな部分をさらけ出せて、いざとなったら注意もしてくれるママに出会えることだってあります。

そうしたら本当の『ママ友達』ですよね。

 

作ろうとして作るものではなくって、自然と、巡り会わせでできるものなのかな、と思ったりもします。

 

私は、息子が保育園に通っていた頃に仲良くなったママが3人居ます。
(たった3人?と思うのか、3人も出会えてラッキー!と思うのかは人によると思います。)

小学校も同じなので、気が付けばもう8年の仲です。

お互いにベッタリなタイプではないのですが、励まし合ったり、指摘しあったりして過ごしてきました。

多分、子供たちが高校に進学しても個人的に連絡を取り合うだろうと思うママさんです。

 

良い事ばかりではなく、面倒な事も多い「ママ友」の関係。

沢山であったママの中で、1人でも2人でも信頼できる相手に出会えれば万々歳!なのではないかと思います。